2025/06/11 20:00

【松田のマヨネーズ】って、何が違う??


どーも
トロマチ商店の店主ノブです。

店頭でもオンラインストアでも上位人気の

【松田のマヨネーズ】

「知らない。」
「聞いたことない。」

って方はもちろん。

「知ってる。」
「使ってる。」

方にも
改めて…

そもそも『松田』って何なんだ?

非常にインパクトのある商品名ですが
この「松田」というのが、一体なにを指すのか?

【結論】
「松田」というのは、地名ではなく人名で
社長のお名前です

商品誕生の経緯

もともと自然食品店を営まれていた松田社長。
養鶏家さんから仕入れた平飼い卵が余ってしまう現状を
『もったいない。』とみかねて
どうにかできないか?と思ったのがキッカケだそうです。

こだわり抜いた原材料

自然食品へ精通していた松田社長は
マヨネーズの原材料にも、相当なこだわりを見せます。

マヨネーズのベースとなる平飼い卵はもちろんですが
圧搾一番搾りのなたね油・オーガニック純りんご酢
『海の精』の海塩・オーガニック胡椒やマスタードなどにも
相当なこだわりを詰め込んでおります。

商品パッケージの裏側にも
原材料の詳細を、自信を持って記載されておりますので
ご興味ございましたら、ぜひ一度手にとってご覧ください。

甘口・辛口の違いって?

これは本当に店頭でもよく聞かれるご質問ですが
いたってシンプルな違いで
香辛料(マスタード)の量が違うだけです。

マスタードと効くと
辛口は辛いイメージを持たれがちですが

実際は辛さというほどのパンチはなく
味わいの最後にほんのり香りが抜ける程度

なので、小さなお子さまであっても
辛口を召し上がっていただけるかと思います

反対に甘口も
甘ったるさはなく
どちらのお味にもまろやかな味わいがあり

お味での支持が
大変多い人気商品です。

おかげさまで"マヨネーズ"です

商品パッケージの裏に記載されている
目を引く一文ですが
この言葉の裏には、松田のマヨネーズが直面した苦悩が込められております。

奪われた『マヨネーズ』の名

2003年、
それまで何年にもわたり販売を続けてきたマヨネーズ。

それがある日突然、農水省の審議会により
原材料のハチミツがJAS規格外だと指摘されました。

その結果、
『マヨネーズ』という呼称が使用不可となり
『マヨネーズタイプ』のドレッシングでの販売を余儀なくされます。


広がる応援の輪

当然ながら愛用していたユーザーは異議を唱えます。
「ぶどう糖果糖液糖はよくて、自然のハチミツが認められないのはおかしい!」と奮起

署名活動まで広がり、その騒ぎが話題となり
皮肉にもそれによって商品の知名度が上がり
新たなファンが増え、さらに署名が…という支援の連鎖が起きます。


勝ち取った『マヨネーズ』の名前

審議会の5年毎であり、数年は『マヨネーズタイプ』として販売してきましたが
たくさんの署名が集まった結果、無事にJAS規格を認定され

はれて『マヨネーズ』の名を名乗る事が出来るようになりました。

そんな想いが
「おかげさまで"マヨネーズ"です。」
という一文に詰まっていると思うと
食べる私達の背筋も少し伸びる気がします。

松田のマヨネーズが売っていない。

これもウチの店頭でお客様からよく聞くご意見です。
また、オンラインストアのお客様からもレビューなどで
同じ意見を頂戴します。

なぜ品薄なのか?

いくつかの要因があるかとは思いますが
主にシンプルな理由として
人気だから。これは大前提としてあると思います。

実際にトロマチ商店のオンラインストアでも
マヨネーズ人気は上位で
中にはマヨネーズだけでの注文もございます。

また、原材料にこだわるがゆえに
大量生産が難しい事も品薄の要因だと思います。

一時期は私達のような販売店にも、仕入れ数量に規制がかかり
店頭でも欠品が続いておりました。

なお、現在(2025年2月時点)では
品薄が少し解消され、在庫もございますので
ご安心ください。

「おいしい。」が大きな軸

お客様にとって、農産物や商品の背景は
どれだけ関心のある事かはわかりません。

正直に申し上げて、
それ(背景)が前に出すぎると
少し説教臭くなったり
引いてしまう部分もあるのかな?とは思います。

なので、トロマチ商店では
お客様に対して
まずは『味』で手にとっていただきたい。

味を気に入って
そこから少し、他の事にも関心を。と


そんな感じで
松田のマヨネーズとトロマチ商店を
どーぞよろしくです!